1.仕事を辞めたあと、転職活動がうまく進まず焦っている人
2.「退職してからの転職は不利」と聞いて、不安になっている人
3.退職後の転職を、少しでも有利に進めたい人

「仕事を辞めてから転職活動を始めたけど、全然決まらない。やっぱり退職後の転職は不利なの?」
筆者は新卒で入社した会社を8カ月で退職し、2年半の無職期間を経て、アルバイトで社会復帰しました。
20代はジョブホッパーとして転職を重ねてきたので、退職後の転職がうまくいかない苦しさは、身をもって経験しています。
この記事では、その経験をもとに、退職後の転職が不利になる理由と、現実的な対処法を解説します。
退職後の転職は本当に決まらない
在職中に転職活動をする場合と比べると、決まりにくくなる傾向があります。
特に、退職してからの期間が長くなるほど、ハードルは上がっていくのが現実です。
筆者の場合は、早期離職をしたこともあり、仕事が決まるまでに2年半かかりました。
当時は「もう決まらないのでは」と何度も思いましたが、結果的には、アルバイトという形で社会復帰できました。
退職後の転職が不利になる理由
退職後の転職が不利になる理由は下記の通りです。
空白期間があることで、企業が不安を感じやすい
退職後の転職で、いちばん大きいのが空白期間の存在です。
履歴書に空白期間があると、採用する側は「この期間は何をしていたのか」「働く意欲が下がっていないか」と気にします。
実際に新卒8カ月で退職した後の面接では「なぜ次の転職先が決まる前にやめたのか」を聞かれました。
期間が長くなるほど、その傾向は強まると一般的に言われています。
2年半という長い空白期間があったので、この不利さは強く感じていました。
早期離職だと「またすぐ辞めるのでは」と思われやすい
もう一つが、早期離職への不安です。
入社してすぐに退職した場合、企業側は「うちでもまたすぐ辞めてしまうのでは」と心配します。
筆者は新卒8カ月で退職した状態で転職活動をしていたので、この点は避けて通れませんでした。
就職活動が長引いた理由の一つだったと思っています。
焦りから、条件を広げられず動けなくなりやすい
退職後は、収入がなくなる焦りや、「早く決めなきゃ」というプレッシャーがかかります。
その結果、理想の条件にこだわって動けなくなったり、逆に焦って合わない仕事に応募して失敗したりしやすくなります。
筆者も無職になったばかりの時には、Web業界の正社員の求人しか目指しておらず、なかなかうまくいきませんでした。
焦って条件を広げたものの、合わない仕事に応募してしまい、内定(アルバイト)したものの2週間で辞めてしまったこともあります。
これは、企業側の事情ではなく、本人の状況による不利さです。
退職後の転職活動を有利に進めるための方法
不利になりやすい理由を踏まえて、退職後の転職を少しでも有利に進める方法を紹介します。
就職活動を毎日少しだけでも続ける
退職後の転職では、止まらないことが大切です。
筆者も空いてる時間で求人サイトをのぞくなど、毎日何かしら就職につながることをしていました。
大量に応募する必要はありません。
求人を1つ見る、気になる求人に応募してみるなど、小さな行動を毎日続けるだけで、状況は少しずつ動いていきます。
空白期間にやってきたことを、言葉にできるようにしておく
空白期間が長いと「無職期間中を何をしていましたか?」とほぼほぼ聞かれます。
そのため筆者は、職業訓練に通ってWebサイトの制作スキルを学んだり、さまざまな副業に挑戦したりしていました。
空白期間に何をしてきたか、そこから何を学んだかを整理しておくと、面接で説明しやすくなります。
職業訓練は受講料が無料の公共サービスです。通う場所ができることで、生活リズムも整います。お住まいの自治体で開催されていないか、調べてみてください。
正社員にこだわらず、アルバイトから再スタートする
ブランクが長いほど、いきなり正社員を目指すとハードルが高くなります。
そのため筆者は、もともと正社員での就職を希望していましたが、アルバイトで社会復帰することにシフトチェンジしました。
まずは社会に戻り、実績をつくるという選択肢を持っておくと、動きやすくなります。
一人で抱え込まず、相談できる相手を持つ
退職後は、どうしても孤立しがちです。
そのため筆者は、自治体が運営している無職の人向けの相談施設に通っていました。
話すことで、「自分は今後どうしたいのか」が整理されたのがよかったです。
厚生労働省が運営する「地域若者サポートステーション(サポステ)」は、15歳から49歳まで利用でき、全国に拠点があります。
仕事を一緒に探してほしい人は、転職エージェントを使うのも一つの手です。
退職後の転職に関するQ&A
退職後の転職に関するQ&Aをまとめました。
筆者の実体験をもとに回答していきたいと思います。
退職後の転職は、在職中より難しいですか?
難しくなる傾向はあります。ただ、不可能ではありません。
在職中の転職活動と比較して、「なぜ次の転職先を決める前に退職したのか?」について聞かれるので、この質問に納得してもらえる理由を話すことができれば問題ないと思います。
筆者は、退職後から2年半かかりましたが、最終的には社会復帰できました。
大切なのは、動き続けることと、条件を柔軟に考えることです。
空白期間が長くても、転職はできますか?
できます。
ただし、空白期間が長いほど、企業から理由を聞かれやすくなるので、「その期間に何をしていたか」を説明できるようにしておくと、不利さを減らせます。
筆者の場合は、職業訓練などで学んでいたことや自力で稼ぐ方法を模索していた旨を軸に話をしていました。
早期離職をしたら、もう正社員は難しいですか?
簡単ではありませんが、道が閉ざされるわけではありません。
筆者も新卒8カ月で退職しましたが、アルバイトで社会復帰し、その後、正社員の内定も獲得することができました。
もし正社員での社会復帰が難しい場合には、まずはアルバイトで実績をつくるのも、現実的な選択肢です。
退職後の転職活動が辛いときは、どうすればいいですか?
一人で抱え込まず、第三者に話を聞いてもらってください。
自治体の無職向け相談施設や、厚生労働省が運営しているサポステ、転職エージェントなど、話を聞いてもらえる場所があります。
筆者も、話すだけで気持ちが整理されました。
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退職後の転職は不利になりやすいが、決まらないわけではない
退職後の転職は、空白期間への不安、早期離職への懸念、在職中の人との比較、本人の焦りなどが重なって、不利になりやすいのは事実です。
ただ、決まらないわけではありません。
毎日少しずつ就職活動を続け、空白期間にやってきたことを言葉にし、正社員にこだわらずアルバイトから再スタートするなど、打てる手はあります。
筆者は、退職後に2年半かかりましたが、条件を広げたことで社会復帰できました。
「退職後の転職は決まらない」と思い込んでしまう前に、まずは小さな一歩から動いてみてください。
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